Facebookの概要
Facebookは既に非常に多くの人が日常的に利用しています。まさにFacebookは世界中にユーザーがいる最大規模のSNSとなっています。LINEやツイッターも同様にかなり普及していますが、もともとFacebookの場合はアメリカの学生用に作られたものです。
当初はサービスの使用は学生のみに限定していたものが、一般用としても2006年9月以降に開放されて、以後、急速にユーザー数を増やしていったのです。現在では世界中に5億人以上のユーザーが存在しているそうです。世界最大のSNSに成長し、日本国内でのユーザー数も約100万人規模になっています。
LINEやツイッターとは違うFacebookの最大の特徴は、実名登録が基本になっていることです。もともと大学の学生名簿からスタートしており、この方針は一般開放後もそのままなのです。従って、つながりの前提はあくまでも実際の知り合いが対象となり、そうした友人、知人、家族などと交流します。
Facebookでは、無差別に友達リクエストをする、会ったことがない人と友達になろうとする行為がNGになっています。この点が非常にユニークです。同姓同名の場合に対応するために顔写真を登録することも必要です。実名登録によるネットサービスは多くの人が成功しないと考えていたのですが、逆に実名登録ゆえに友人、知人を検索しやすいというメリットがあり、無責任な誹謗中傷なども起こりにくくなっています。
発言、投稿の公開範囲は細かい設定ができます。「実名制のFacebook」は「匿名性の強いmixi」を比較するとわかりやすいかもしれません。友達との深い交流をするという点ではFacebookが有利なのです。